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相続の中で一番難しいのが「不動産」の相続です。

現金、預貯金、有価証券などの金額が明確にわかる財産であれば、法定相続分や遺言、分割協議により分けることは比較的に決めやすい財産です。しかし、不動産に関してはそう簡単に分ける事はできません。最終的に売却してお金で分けるのならば明確になりますが、自宅、アパート、ビル、駐車場と異なる不動産を分ける場合それぞれの価値や利用方法また相続人の状況によって意見が分かれます。たとえ自宅のみの相続の場合だとしてもこの状況は変わりません。不動産によっては相続人で均等に分筆して分けることができるものもありますが、すべてを均等に分割する事はほぼ不可能なことです。例え分割出来たとしても道路付けや向きに寄って価値は変わります。何としても均分に相続するには「不動産鑑定士」に鑑定してもらう事が必要となるかもしれません。